仮面ライダー2号(かめんらいだあにごう)は、仮面ライダーシリーズに登場する戦士。通称「ホッパー2」。
概要[]
- 一文字隼人が特殊マスクを装着し、変身ベルト・タイフーンを回転させることで変身する、バッタの能力を持った改造人間。
『仮面ライダー THE FIRST』[]
- 1号とほぼ同等の戦闘能力を持つが、1号とは対照的に、キック主体の華麗で変幻自在な戦闘スタイルが特徴的な“技の2号”。
- 一文字の装着するスーツは、本郷のものと比べて肩のプロテクターが生地の内側に付けられ、スーツがツナギ状(本郷の様にベルトの下からスーツ上半分=ジャケットの裾が出ていない)、肩から腕と脚側面に緑のラインが入っているというディテールの違いがある。カラーリングも黒が基調でマフラーが赤なのは同じだが、コンバーターラング、グローブ、ブーツの配色はダークグリーン(コンバーターラングの形状はデザイン画では1号と異なっているが、制作上の都合から完成作品では1号と同じ形状になっている)。ベルトは赤で、背中やグローブの手の甲にショッカーのマークが入っている。マスク上半分はメタリックグリーンで、鼻にあたる部分から後頭部にかけては白く塗り分けられている。顎部分はシルバー。
『仮面ライダー THE NEXT』[]
- 一文字隼人が特殊マスクを装着し、変身ベルト・タイフーンを回転させることで変身する、バッタの能力を持った改造人間。
- 前作の戦いの後、ショッカーから逃げ延びながら2年間を過ごしていたため、1号同様ライダースーツには、前作よりも多くの傷跡や変色が見受けられる。スーツのカラーリングは前作とほぼ同じだが、いたるところに傷や汚れ、変色している等の変化が見受けられ、ヘルメットにはひびが入り、クラッシャーはリジェクションに伴う吐血により若干錆びついている。[1]しかし、1号と同様スーツ自体に機能の低下は無い。また、背中とグローブにあったショッカーのマークは削り取られ、その痕跡を残すのみとなっている。リジェクションの進行により体は限界に近いものの、機能等の低下は無い。力強く直線的な動きの本郷に対し、蹴りを多用した流麗な動きを得意としている。スピードを生かした洗練された戦闘スタイルで、数に勝るショッカーライダー達を何度も圧倒する活躍を見せるが、戦闘中に頻発するリジェクションに苦しめられる。パンチ、キックの力も強く、トラック越しに放ったパンチはワゴン車を弾き飛ばし、キックは一撃で大型のバンを転倒させるパワーを見せた[2]。本作では2年間会ってないにも関わらず、本郷の絶体絶命のピンチに颯爽と駆けつけ[3]、絆の強さをうかがわせる。
必殺技[]
スネーク戦において「ライダー卍(まんじ)キック」を彷彿されるスクリュー系のキックを披露。
能力[]
- 身長:182cm
- 体重:71kg
- パンチ力:3.5t
- キック力:10t
- ジャンプ力:一跳び15.00m
- 走力:100mを5.2秒で走る
テレビシリーズの2号の能力との対比[]
各種能力 | 『仮面ライダー THE FIRST』 | 旧2号 | 新2号 |
---|---|---|---|
走力 | 100mを5.2秒 | 100mを2.0秒 |
サイクロン2号[]
詳細はサイクロン号を参照
- 仮面ライダー2号=一文字隼人が搭乗するバイク。劇中では入手経路は描かれなかったが、サイクロン1号と同じく立花レーシングのエンブレムが入っている。ベース車はホンダ・CB1300スーパーフォア。性能はサイクロン1号をやや上回り、馬力が強化されている。また、フロントカウルには防弾性能と防火性能が付加されている(理由は続編の『THE NEXT』で明らかになる)。こちらも普通の人間には到底扱えることはできない。1号と同じく、操縦者抜きでも自走しているかのような演出が見られる。フロントカウルと一部のパーツ以外ベース車オリジナルのもので、配色にも手は加えられていない(サイクロンカラーではなくオリジナルカラー)。