仮面ライダー Wiki
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W

仮面ライダーWは、仮面ライダーシリーズに登場する戦士。

概要[]

左翔太郎とフィリップがガイアメモリの力で変身した姿[1]。触角と胸が「W」を象っている。全フォーム共通して、複眼の色は赤。体の中央にあるラインを境に、左半身(ボディサイド)は身体能力や武器を決定する翔太郎のボディメモリ、右半身(ソウルサイド)は属性や特殊能力を決定するフィリップのソウルメモリに対応した配色を持つ。決め台詞は2人で発する「さあ、お前(たち)の罪を数えろ![2]」。

変身時は、肉体のベースとなる一方の身体にパートナーの意識が憑依しており、2人で意思疎通を行って戦う。また、憑依している側の人格も肉体を操作するため、そちらの方に何らかの異常が発すると戦闘に支障をきたす。また変身中は、憑依する側の身体は意識を失って昏倒し、無防備な状態となるため、安全な場所で変身するか、変身後に亜樹子が避難させ、安全を確保することが多い。

どのフォームもマキシマムドライブ発動時に技名を叫ぶが、これは翔太郎曰くメモリブレイクを成功させるために、2人の呼吸を合わせる必要があるからである。なお単体での必殺技の個数は平成仮面ライダー中最多の19である(実際に使用されたもののみ。劇場版のみの必殺技を含む)。[3]

ハーフチェンジによる9つのフォーム(後述)のほか、特殊形態のファングジョーカー、強化フォームのサイクロンジョーカーエクストリーム、その他派生フォームも含めると実に15もの形態を持ち、これはディケイドを除く平成ライダーでは最多のフォーム数である[4]

「丸く真っ赤な複眼」「風になびくマフラー」など、昭和期のライダーに多くみられた要素を受け継いでおり、主役ライダーでは前者は『剣』以来5年ぶり、後者は『ZX』以来25年ぶりとなる。

また、ボディが左右で別々の色に分かれている点はキカイダーを彷彿とさせる。余談だが、基本フォームに使用されるメモリ「サイクロン」と「ジョーカー」は、いずれも石ノ森作品に馴染みのある名称である[5]

ハーフチェンジ[]

翔太郎の肉体をベースとして変身した姿で、Wの基本形態。憑依しているフィリップが会話をする際は、右の複眼が点滅する。翔太郎とフィリップが3本ずつ持つガイアメモリにより3×3=9個のフォームを持つ。従来の仮面ライダーのフォームチェンジとは異なり、半身のみを変身させることからこの名称がついたが、両サイドを同時に変えることも可能。劇中では「メモリチェンジ」と呼称される。これらのメモリはダブルドライバーを展開した時が正位置のため、それに合わせて頭文字が斜めに描かれている。

ボディメモリ[]

ジョーカーメモリ(J / [6]
切り札の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのボディサイドをジョーカーサイドに変える。運動能力が高まり、特殊武器を持たない代わりに近接格闘に優れる。身体能力を高め、武器の使用や特性がない故にどのソウルメモリとも調和する使い勝手の良いオーソドックスなメモリである。特にスピードを上げるサイクロンメモリとの相性が良い。またヒートメモリではパンチ主体となるなど、ソウルメモリによって戦闘方法も変化する。この系統のフォームでのマキシマムドライブは武器を用いない代わり、プロセス上で体が正中のラインから左右に分かれて攻撃するのが特徴である。
メタルメモリ(M /
闘士の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのボディサイドをメタルサイドに変える。重量が増えることでスピードが大きく下がるが、防御力と破壊力に優れ、専用の棒術武器メタルシャフト」を使用可能になる。同じパワー系の組み合わせで、闘争心を高められるヒートメモリとの相性が良い。
メタルシャフト
メタルサイド専用の棒術武器。使用時以外は短くした状態でメタルサイドの背部に設けられたマウントに収納される。シャフトはメタルサイドのボディと同等の強度を備え、メタルサイドの腕力とあいまって高威力な打撃を可能としている。また先端部には各ソウルサイドの属性が付加される機構となっており、サイクロンメタルでは旋風、ヒートメタルでは高熱火炎を纏い、ルナメタルにおいてはのように自在に伸縮・湾曲する。
トリガーメモリ(T /
銃撃手の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのボディサイドをトリガーサイドに変える。専用武器のエネルギートリガーマグナム」を使用可能になり、視力の上昇や磁場フィールドの形成による足下の固定といった、銃撃戦に特化した能力が付加される。重火器の記憶も内包されており、非常に高い破壊力と射程を持つ反面、そのあまりの威力のために扱いが難しいメモリ。弾丸の威力・精度のバランスが良く、弾道を変えて変則的な攻撃も可能となるルナメモリとの相性が良い。
トリガーマグナム
トリガーサイド専用のエネルギー銃。使用時以外はトリガーサイドの胸部に固定装着される。ガイアメモリやメモリガジェットのプログラムをエネルギー弾に転換・発射する機構を備えており、ルナトリガーでは弾道を自由に操作できるビームバレット、サイクロントリガーでは拡散効果で広範囲の射撃・連射が可能な風の弾丸、ヒートトリガーでは極めて高出力な高熱の弾丸をそれぞれ発射できる。単発・連射の切り替えや、Wの意思に応じてのエネルギー弾出力コントロールも可能。マキシマムドライブ発動時には、拳銃型のノーマルモードから銃身を変形させたマキシマムモードにすることでメモリのエネルギーを2倍に増幅した必殺技を発動する。また、スカルとシュラウドの武器はカラーリングと使用メモリ以外はこれと同じ外観の銃となっている[7]

ソウルメモリ[]

サイクロンメモリ(C /
風の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのソウルサイドをサイクロンサイドに変える。攻撃に風の属性を付加してスピードを高め、自在に風を発生させる。姿勢制御の役割を果たすマフラーウィンディスタビライザー[8]」を唯一形成するメモリであり、変身時やマキシマムドライブでは風を取り込むために強風を纏う。身体能力を高めスピードを最大限に生かせるジョーカーメモリと最も相性が良い。その反面、スピード上昇の効果を相殺してしまうメタルメモリや、内包されるパワーの差が大きいトリガーメモリとの相性はやや悪い(ただしメタルメモリの場合、逆に言えば弱点であるスピードをカバーしつつ防御力を高められるともいえ、トリガーメモリは非常に高い連射力、弾速を持つ)。
ヒートメモリ(H /
熱き記憶」を宿したガイアメモリ。Wのソウルサイドをヒートサイドに変える。闘争本能を高め、攻撃にの属性を付加してパワー、攻撃力を高める。同じくパワー形の組み合わせに加え高い闘争心を活かせるメタルメモリと最も相性が良い。トリガーメモリとの組み合わせは9つのフォーム中最も高い攻撃力を秘めており、特に炎(熱)に弱いドーパントには非常に高い効果を発揮できるが、メモリの力が強すぎ、威力が強くなり過ぎてしまうため自身にとっても最も危険な組み合わせでもある。マキシマムドライブ発動時はライダーの全身が炎に包まれ、武器に熱エネルギーを飛ばして破壊力を増加したり、バイク兵器での特効に用いられる。
ルナメモリ(L /
幻想の記憶」を宿したガイアメモリ。Wのソウルサイドをルナサイドに変える。超常的な属性を付加し、肉体や武器の形状を自由自在に変化させる[9]ため変則的かつ正確な攻撃が可能になる。幅広い戦法を取れるためソウルメモリの中では使い勝手の良いメモリである。スペックを損なわず、攻撃の自由度が高まるトリガーメモリと相性がいい。また肉体を変質させる特性から、一度敵の能力で腕が変質した際に、このメモリにチェンジして無効化したことがある。

組み合わせ[]

ソウルとボディの組み合わせにより、以下のように特性が決定する。

仮面ライダーW・各フォーム名称(太字は基本フォーム)
ジョーカー メタル トリガー
サイクロン サイクロンジョーカー[10] サイクロンメタル サイクロントリガー
ヒート ヒートジョーカー ヒートメタル ヒートトリガー
ルナ ルナジョーカー ルナメタル ルナトリガー

戦闘中は、使用中のメモリの交換によりハーフチェンジを瞬時に繰り返しながら攻撃を行っていく。ただし力は全てのフォームが同等というわけではなく、メモリの相性によって、強さや扱い易さ、長所、特徴などに違いがある[11]。相性が良く基本のフォームとなるのは「サイクロンジョーカー」「ヒートメタル」「ルナトリガー」の3フォームである。特にサイクロンジョーカーは最も汎用性が高く、Wの通常フォームとしてほとんどの場合最初の変身に用いられ、後述するエクストリームメモリに対応するのもこのフォームである。その他のフォームは各メモリの特性を活かし、緊急回避やメモリブレイクなど限定的な局面で使われるが、ドーパントの弱点が明らかな場合(例えば、氷の能力を持つドーパントにはヒートメモリ)は例外的にそのフォームからスタートする場合もあるが、その際もボディメモリはジョーカーを使うことがほとんどである[12]

ハーフチェンジのマキシマムドライブは、基本的に使用中のボディメモリを特定の「マキシマムスロット」に挿入することで発動する。スロットは複数存在し、全フォーム共通でベルト右腰にある他、メタルシャフト・トリガーマグナムにもあり、メタル・トリガー系統はそれぞれの武器のスロット、ジョーカー系統はベルトのスロットを使用する。またそれぞれのスロットはソウルメモリのマキシマムドライブを発動させることも可能[13]であり、武器のスロット(ボディメモリ)と右腰のスロット(ソウルメモリ)を併用することで2本同時にマキシマムを行う「ツインマキシマム」も可能ではあるが、通常のWでは翔太郎の肉体への負担があまりにも大きいためフィリップは使用を危惧している。また、メタルシャフトとトリガーマグナムにはメモリガジェットを装備できるマウントがあり、ガジェットを使用したマキシマムドライブも存在する。技名の横の括弧内は使用するフォームと併用して使うガジェット。

ジョーカーエクストリーム(サイクロンジョーカー)
竜巻を発生させ、その力で宙に浮き上がった後、Wが正中から分割され、両半身が連続して飛び蹴りを放つ[14]
ジョーカーグレネイド(ヒートジョーカー)
ヒート側の拳に赤、ジョーカー側の拳に紫の炎を発生させ、ジャンプと共にその熱を推進力として上昇、空中で正中から分割して両サイドから敵に連続パンチを浴びせる。
ジョーカーストレンジ(ルナジョーカー)
Wが正中から分割され、さらにルナサイドが分身した後同時に腕を伸ばし標的に連続攻撃を当て、最後にジョーカーサイドによる直接攻撃(チョップのようにも見える)を叩き込む(劇場版2作目『運命のガイアメモリ』で使用)。
メタルブランディング(ヒートメタル)
シャフトの先端に高熱をまとわせ、噴射された熱による推進力を乗せて敵にシャフトを叩き込む。ハードタービュラーに搭乗した状態で敵に急降下しながら使用することも多い。また遠方の敵に向けて高熱火炎を放つというパターンもある。
メタルツイスター(サイクロンメタル)
シャフトの先端から緑色の旋風を発生させ、Wを中心として緑色の竜巻を発生させるように回転しながら、標的をシャフトで連打する。
メタルイリュージョン(ルナメタル)
鞭状となったシャフトを円を描くように振り回すことで、黄色い円盤状のエネルギーを複数生成し、自在に弾き飛ばして標的を攻撃。止めに全ての光輪を全方位からぶつける。
トリガーフルバースト(ルナトリガー)
マグナムから変幻自在に軌道を変える、黄色と青のエネルギー弾を無数に撃ち出す。
トリガーエクスプロージョン(ヒートトリガー)
マグナムから超高温の熱光線(もしくは火炎放射)を放つ。ツインマキシマムの場合はWの全身が超高温になり、その熱エネルギーを圧縮した強力な火炎弾をマグナムから射出する。
トリガーエアロバスター(サイクロントリガー)
マグナムから緑色の小型竜巻を何発か連続発射し、相手を吹き飛ばす(劇場版2作目『運命のガイアメモリ』で使用)[15]
トリガースタッグバースト(ルナトリガー+スタッグフォン)
銃身から左右2方向に分断されて発射された光線が、クワガタムシの顎のように弧を描きながら、相手を挟み込むように命中する。
トリガーバットシューティング(サイクロントリガー+バットショット)
バットショットが変形したスコープで照準を絞り、高威力の風の弾丸で、敵の急所の正確な位置を一点集中で撃ち抜く。
メタルスタッグブレイカー(サイクロンメタル+スタッグフォン)
メタルシャフトの先端からクワガタムシの顎のような風のエネルギーを発生させ、小さな対象でさえピンポイントで挟み込み破砕する。

ファングジョーカー[]

ファングとジョーカーのメモリで変身したWの特殊強化形態。他のフォームとは異なりフィリップの肉体がWとなり、ジョーカーサイドも含めて全身に鋭角な意匠が追加される。憑依している翔太郎が話す際は左の複眼が点滅する。総合的な身体能力はWの総てのフォームの中で最も高く、野獣の様な猛々しい闘争心全開の戦い方をする。バックル上部にはみ出したファングメモリの余剰パーツが恐竜(ケラトサウルス)の頭部のように見え、鼻先の角タクティカルホーンを弾く回数[16]によって異なる箇所に刃を武装し、1回で「Arm Fang」の音声とともに右上腕に出現するアームセイバー、2回で「Shoulder Fang」の音声とともに肩に出現、着脱してブーメランとしてや手持ちで使用するショルダーセイバーを武器に戦う。

マキシマムドライブは、ホーンを3回弾くことでファングサイドの脚にマキシマムセイバーを出現させ、跳び回し蹴りの要領で敵を切り裂く「ファングストライザー[17]」。命中すると、恐竜の頭部のようなオーラとともに、メモリに描かれている「F」の文字が浮かぶ。また一度だけこの技をアクセルのアクセルグランツァーと同時に発動する「ライダーツインマキシマム」を使用した[18]

過去のビギンズナイトにおいて変身したが、ファングメモリに封じられた「野獣の力」で暴走したことがフィリップのトラウマとなっていた。本編登場時も変身を拒んでいたが、仲間を救おうとする彼の決心により再度変身。一時は暴走してしまうものの、翔太郎が精神世界のフィリップを救い出したことで制御可能となった。なお、過去作の強化フォームのような二段変身ではなく、先のようにフィリップが直接変身した姿である。そのため相手の性質やこちらの状況[19]でハーフチェンジかこちらかを排他選択して変身するため、戦闘中に窮地に陥った際に必ずしもこのフォームに変身するわけではない[20]。またダブルドライバーのオリジナルは翔太郎が所持しているため、彼が遠距離にいる時に変身する場合、スタッグフォンなどで連絡を取る必要がある。強化フォームの一種であるが、直接的なハーフチェンジの上位フォームであるCJXと比べ、特殊な場面に使用される変則的なフォームとして差別化と活用がなされているのが特徴である。

ファングメモリ(F / [21]
フィリップの護衛用として作られた、「牙の記憶」を宿す特殊ガイアメモリ。プラチナの端子のためソウルメモリに該当されるが、非常に特異な性質のためにジョーカー以外のメモリと組み合わせることができない。自立稼働する恐竜型ロボット形態のライブモードと、メモリ形態のメモリモードの2つの姿を持つ特殊なメモリ。普段フィリップの身に何も起こらない時はライブモードのまま姿をくらましているが、彼が生命の危機に瀕した際、それを察知し姿を現す。このため、無理な減量によりフィリップの体力が限界に達したことを察知して彼の前に現れた。制御可能になって以降は自在に呼び出せるようてなづけている。
「如何なる手段を用いてもフィリップを護衛する」よう設計され、フィリップに危害を与える者を「野獣の力」によって徹底的に殲滅するプログラムが組み込まれており、これがファングジョーカーのバーサーカー化という危険性の要因となっている。ライブモード時は、素早い動きとアゴの怪力を活かしてフィリップらを護衛するなど、単体でも戦闘能力を持つ。なお、メモリとして使用するにはフィリップが手動で変形させる必要がある。

エクストリーム[]

エクストリームメモリ(X / 黒、黄色)
バードモード[22]で自立稼働する型特殊ガイアメモリ。ドライバーに対応する二本の端子を持つがこれらはダミーであり、エクストリームメモリ自体は特定の「地球の記憶」が内包されておらず、代わりにメモリや人間を粒子(デジタル)化して、内部の電子空間・ガイアスペースに取り込む[23]。サイクロンとジョーカーのメモリを取り込むことにより地球の記憶と直結し、その真価を発揮する。呼び出す際は翔太郎、またはフィリップの自由意志であり敵へ突撃させる為だけに呼び出す事もある。
フィリップの肉体を取り込んだエクストリームメモリを、サイクロン、ジョーカーのメモリと合体させる事でダブルドライバーに挿入、メモリを展開することでセントラルパーテーションが左右に分離した後にクリスタルサーバーが出現し強化変身が完了する(この際、メモリの背部の装飾がW字型からX字型へ変わる)。通常はエクストリームメモリをキャッチしドライバーへ手動装填するが、飛来したメモリがそのまま自動的に展開・変身する事も可能。展開後はメモリ頭部に隠れていた「X」のメモリマーク[24]が露出する。CJX時にメモリを閉じ、再び展開することでエクスタイフーンが高速回転、マキシマムドライブを発動できる。メモリ単体での戦闘能力も高く、初登場時はウェザー・ドーパントの攻撃を跳ね返し撤退させた。性質上はサイクロン・ジョーカー以外のメモリも取り込むことができ、サイクロンアクセルエクストリームの存在も示唆されているが、未使用であるために詳細不明。
ユートピアとの最終決戦のあと、変身を解除すると同時にフィリップやソウルメモリとともに消滅した。ミュージアム壊滅から一年後、若菜の肉体が変異した新たな個体が登場する。
プリズムビッカー
クリスタルサーバーから生成されるCJX専用の武器。「光の矛と盾」と呼ばれ、プリズムソード(両刃剣)とビッカーシールド(円盾)に分離できる(ただし、プリズムメモリをプリズムソードのマキシマムスロットに差さなければビッカーシールドからソードは抜けない。これは、いわば安全装置としての役割も果たしている)。
プリズムメモリと併用することで複数のメモリの力を集束させる能力を持ち、強力な斬撃を繰り出すことができるほか、ビッカーシールド[25]にはX字型に配された4つのマキシマムスロットがあり、従来では不可能だった四本同時マキシマムドライブの発動が可能である[26]。クリスタルサーバーと連携する事で敵ドーパントの能力を検索し解析、そのデータを反映させ相手のガイアメモリの力を無効化する。
プリズムメモリ(P / 黄緑
プリズムの記憶」を宿したガイアメモリ。プリズムソードの柄に専用マキシマムスロットが設けられており、プリズムビッカーの起動キーとしての役割や、複数のメモリの力を集束する能力を持つ(戦闘時、基本的にはサイクロンとジョーカーの力を収束しているが、ビッカーシールドにメモリが装填されている場合はそちらが優先される)。また、ベルトのマキシマムスロットに差し込むことにより翔太郎とフィリップのシンクロ度を極限まで引き出すことが可能[27]。ビッカーに挿入する位置から、頭文字は縦に描かれている。

サイクロンジョーカーエクストリーム[]

サイクロンジョーカーに、意識のないフィリップの肉体を取り込んだエクストリームメモリが合体することで、2人の精神とともに肉体も一体化したWの最強形態。それぞれが言葉を発する時は、フィリップなら右目、翔太郎なら左目が点滅し、変身を解除すると、翔太郎に密着してフィリップが実体化する。公式サイトや雑誌などではCJXと略され、本項でも引用する。触角や手足のリングはX字型、ショルダーはW型に変化し、カラーリングはサイクロンジョーカーの緑・黒に加えて、身体の中央にセントラルパーテーションが変化した、クリスタル状の超越的身体・クリスタルサーバー[28]が現れ、大きく3色に分かれる。サイクロンジョーカーからの二段変身でなければ変身できないフォームだが、ユートピア戦での「最後の変身」のみ、サイクロンジョーカーへの変身中にエクストリームメモリが介入する形で一気にこの姿に変身している。

クリスタルサーバーは地球という巨大なデータベースと直結しており、CJX自身や敵のドーパントのデータを含めた、その場の戦闘に必要な情報をリアルタイムで検索・ダウンロードする役割を果たす。これによりCJXとなったWは、入手した情報からその都度置かれた状況に合わせて最も有効な戦術・戦略を導き出す事で、常に相手の動きを察知した上で一手先を行く戦法をとることができる。また相手のガイアメモリの能力を無効化[29]することも可能。しかしながら、歴代の最終・最強フォームの様にこのフォームだけで全てのフォームを越える能力を持つわけではなく、攻撃その物が当たらない相手などにはハーフチェンジ等を用いて戦闘を行う必要がある[30]

この形態のマキシマムドライブは合わせて5種類ある。エクストリームメモリによるマキシマムドライブは、緑と黒の2色の竜巻をエクスタイフーンから発生させ、エクストリームメモリのエネルギーを両足に宿して放つ「ダブルエクストリーム」。プリズムメモリのマキシマムドライブは、プリズムソードのマキシマムスターターを押すことで、敵のメモリの能力を断つ斬撃「プリズムブレイク[31]。プリズムビッカーにWが所持するガイアメモリ4本(ソウルメモリ3本と、ボディメモリの内のいずれか1本)を装填し、4本同時にマキシマムドライブを発動して放つ「ビッカーファイナリュージョン[32]」と、プリズムソードをビッカーシールドに納め、4本分のガイアメモリのマキシマムドライブエネルギーを、プリズムメモリの力でプリズムソードに集束して敵を両断する「ビッカーチャージブレイク」を発動する。ユートピアとの最終決戦では、ベルトのスロットにプリズムメモリを挿入しエクストリームのマキシマムドライブと併用、連続蹴りを放つ「ダブルプリズムエクストリーム」を発動した。

サイクロンアクセルエクストリーム[]

シュラウドが「究極のW」と形容する、テラー・ドーパントとの決戦に向けて当初想定していたWの最強形態。テラー・ドーパントを倒すための最大の難関、精神干渉波への耐性が強い特異体質を持つ、照井竜とフィリップを変身者に見据えた姿。シュラウドにとってアクセルはこのフォームへと変身させるための実験台でしか無かった。劇中ではイメージとしてしか登場していないため、詳細は不明。外見はCJXに酷似しているが、ジョーカーサイド部分が赤を基調とする、複眼部がアクセルと同様青く発光しているなどの差異がある。「憎しみのW」とも称されるこの形態を照井は拒み、“仮面ライダーW”は翔太郎とフィリップであるべきだと説き、自身はあくまで“仮面ライダーアクセル”として戦い続ける道を選んだ。


ツール[]

ダブルドライバー
Wの変身ベルト。劇場版『ビギンズナイト』でのフィリップの説明によると、ドライバーの使用者をフィリップと一体化させて最高の頭脳と肉体を合わせ持つ究極の超人を生み出す装置。6本のガイアメモリとともに荘吉が所持し、ビギンズナイトにて翔太郎に託された。普段はバックルの状態で翔太郎が携帯し、装着するとフィリップにも同型のベルトが出現して変身段階に入る。
変身するには、まず憑依する側がドライバーに自分のメモリ(フィリップならソウル、翔太郎ならボディ)をセット。するとメモリがもう一方(肉体のベースとなる方)のドライバーに転送され、そちらも自身のメモリを挿入し、バックルを展開することで変身が完了する[33]。憑依する側の人間はメモリ挿入時に昏倒し、変身後は反対サイドの肉体へ意識を移動させている。フォームチェンジは、挿入されているメモリを交換することで行う。変身時に所有するメモリも移動しているため、2人が遠距離にいても変身、フォームチェンジは可能である。また、変身待機音は使うガイアメモリにより異なり、フォーム名と同様ソウル、ボディメモリの順序に専用のメロディが流れる[34]。なお、変身時に肉体のベースになる方には顔に独特の影のような紋様が現れる。[35]
メモリを挿入しない状態でも、ドライバーを身に着けた状態だと2人の感覚は共有される。翔太郎以外の人間でも装着は可能だが、変身はおろか、フィリップの腰にドライバーが現れることはない[36]。また、通常は翔太郎の持つオリジナルしか存在しないため、2人が離れた場所にいる時にフィリップの身に危険が迫りファングジョーカーに変身しなければならない場合には何らかの手段で翔太郎と連絡をとらなければ変身できない。
ガイアメモリ
ガイアメモリ自体の解説は#世界設定・用語を、各メモリの特性は各フォームの項を参照。ダブルドライバー専用のメモリとして厳選と設計がなされた特殊なガイアメモリで、ハーフチェンジ・特殊形態のものと併せて合計9種類[37]が存在する。変身中、ハーフチェンジや敵の攻撃によってベルトからメモリを抜かれても即座に変身は解除されない。ボディメモリの端子部分は24金、ソウルメモリの端子部分はプラチナでメッキされている。基本的にWがメモリを使うときは、メモリ自体の起動時とツールへの挿入時の最低2回は「記憶の声」が発声する。
メモリガジェット
鳴海探偵事務所のメンバー(主に翔太郎)が使用する探偵ツール。制作者はフィリップ。普段は日用品の形態をとり、同色のガイアメモリを元に作られたギジメモリを挿入することで動物型のライブモードに変形し、自律行動が可能となる。主に変身前の護身用武器として使われる。Wの専用武器に合体させることで特殊能力を与えるほか、ギジメモリの代わりにソウルメモリをセットするとマキシマムドライブを発動する。ギジメモリの表面には各ガジェットのライブモードのシルエットが描かれ、発声する音声は無機質な電子音である。
スタッグフォン
スタッグメモリを挿入するとクワガタムシ型のライブモードとなる黒い携帯電話型ガジェット。フィリップや亜樹子も同型のものを持っており、連絡手段や、リボルギャリー、ハードボイルダーの起動キーにも使われる。単体でのマキシマムドライブはヒートメモリを挿入しての炎を纏った体当たり。
スパイダーショック
スパイダーメモリを挿入するとクモ型のライブモードとなる黄色い腕時計型ガジェット。ワイヤーによる移動や避難、マーカーを取り付けた標的の追跡などに使われる。腕に装着したベルト部から本体を射出することも可能。トリガーマグナムに装着すると相手を束縛するネット弾を、メタルシャフトに装着すると敵の能力を封じる風のワイヤーを放つ。
バットショット
バットメモリを挿入するとコウモリ型のライブモードとなる青いデジタルカメラ型ガジェット。裏は2画面。撮影した静止画・動画はリアルタイムでスタッグフォンに表示可能。また直接プリンターに接続してプリントアウトもできる。移動カメラとして追跡や潜入調査、敵への目眩ましとなるフラッシュのほか、超音波を発して物質を破壊する。単体でのマキシマムドライブはルナメモリによる特殊発光で、周囲に隠れた敵をあぶり出すことが可能。トリガーマグナムに装着することでスコープとなり、より精度の高い射撃が可能となる。また、メタルシャフトに装着することでソニックシャフトとなり、超音波+棒戦術で攻撃できる。
フロッグポッド
フロッグメモリ[38]を挿入するとカエル型のライブモードとなる緑色のサウンドレコーダー。シュラウドから与えられた設計図[39]を基にフィリップが制作した。起動するとギジメモリに録音した音声を、そのままあるいは別の人物の声に変換して再生し、相手を撹乱させる。他のガジェットとは異なり、ガジェットモードのみでは使用されない。また、メタルシャフト、トリガーマグナムとの合体機能はない。
デンデンセンサー
デンデンメモリ[40]を挿入するとカタツムリ型のライブモードに変形するオレンジ色の特殊ゴーグル。フロッグポッド同様、シュラウドから与えられた設計図を基にフィリップが制作した。触覚に当たる部分からセンサーを発し、あらゆる光の波長や変動をキャッチする事で見張りや敵の探索に使用され、ゴーグル形態でも目に見えない相手をレンズを通して見る事が出来る。翔太郎が携帯する他のガジェットとは異なり主にフィリップ、もしくは亜樹子が使用、事務所の見張り役を兼ねる。フロッグポッドと同様にメタルシャフト、トリガーマグナムとの合体機能はない。

ビークル[]

翔太郎とフィリップがビギンズナイトでの逃走時に組織から奪取したもの[41]

リボルギャリー
W専用の高速移送装甲車。普段はボディを展開した状態で鳴海探偵事務所の地下ガレージに格納してあり、必要時にはスタッグフォンによる遠隔操作で出撃する他、アクセル(竜)が乗り込んで登場する事もある。超大型の車両ながら、オートパイロットによる軽快な走行が可能。車体後部はハードボイルダーの換装ユニットを格納するリボルバーハンガーを備えハードボイルダーの母艦兼発射台として機能する。敵の攻撃でも傷付かない強固で巨体なボディによる体当たりを得意とし、劇中では敵の攻撃を妨害する形式で出現する場面が多い。その反面火砲類の装備は皆無。
ハードボイルダー
W専用のバイク。定地最高速度は580km/h。名付け親は翔太郎[42]で、翔太郎は変身時だけでなく日常でもこのマシンを愛用する。ごくまれにだが、フィリップも乗る場合もある。黒色の車体前部と、緑色の車体後部(ボイルダーユニット)で構成されており、必要時には後述のブースターが装着される。車体後部は状況によって換装され、陸海空あらゆる局面に対応する。武装はフロントカウルに装備された多目的ガンポッド「ユニバーサルランチャー」。ベース車両はホンダ・CBR1000RR
W搭乗時のガイアメモリのパワーを宿すことが可能で、それによる様々な戦術が展開できる。それはどのユニットに換装しても同様に発揮出来る。また後方部位はアクセルが装備することも可能。
ハードボイルダー スタートダッシュモード
ボイルダーユニット後部に緑色のダッシュブーストユニットを装備した加速形態(通常時はコネクタ部分は閉じている)。6基のブーストエンジンで爆発的に加速する。多少スピードを落とせばドリフト走行も可能で、走行中に真後ろを向いて追跡する敵に攻撃できる。使いきったブースターを走行しながら切り離し、追跡して来た敵への足止め(6本のブースターそれぞれが爆発物として作用する)に使うこともある。
ハードタービュラー
車体後部を赤色のタービュラーユニットに換装した空戦形態。自在に空を飛ぶことが可能。この形態では主翼に備えたビーム砲「エナジーバルカン」、主翼前縁に備えた振動刃「スクランブルカッター」が追加される。
ハードスプラッシャー
車体後部を黄色のスプラッシャーユニットに換装した海戦形態。水上・水中を自在に移動でき、魚雷での攻撃も可能。「ビギンズナイト」ではフィリップが翔太郎を追うために使用した。

リボルギャリーを除いたこれらのマシンは、玩具商品および関連商品では「マシンハード(ユニット名)」と表記されている。

脚注[]

  1. 第30話での亜樹子の夢の中では、亜樹子(ボディサイド)と翔太郎(ソウルサイド)で変身・戦闘を行ったこともあり、大阪出身の亜樹子の影響か、ベルトのエフェクトはたこ焼きになっていたり、ベルトにはなにわの美少女仮面という文字が投影された。
  2. この台詞はもともと荘吉(仮面ライダースカル)が言っていたものである。ちなみにファングジョーカーの場合は右手を、それ以外の場合は左手を相手に向け、それぞれに角度や全身のポーズも異なる。
  3. 平成仮面ライダーシリーズにおいて、未使用必殺技がない作品となった。
  4. 他に、サイクロンアクセルエクストリーム(存在の示唆とイメージカットのみ)、サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム(劇場版のみ)、FFR形態サイクロンサイクロンとジョーカージョーカー。さらに、夢の世界で登場した「疾風切札」「なにわの美少女仮面」などのバリエーションも存在する(これらは外見だけで見ればサイクロンジョーカーと共通)。
  5. 「サイクロン」は1号・2号の愛車の名。「ジョーカー」は『剣』のジョーカーアンデッドや『ロボット刑事』の愛車の名、『ジャッカー電撃隊』の登場人物名など。
  6. 表面に描かれている「J」の頭文字はであり、ドライバー発光部やビッカーシールド装填時のエフェクトなどではそちらが使われる。
  7. ただし、トリガーマグナムの通常弾は連射や複数射を主体にすることが多いのに対し、スカルマグナムは拳銃のように単発でのみ用いられ常にマキシマムモードの形状をとる。また、シュラウドマグナムは変身せずに生身で使用され、マキシマムドライブのみ披露した
  8. サイクロンジョーカーエクストリーム時はスタビライザーが消滅する。
  9. ルナサイドの手足の他、メタルの際はメタルシャフトが、トリガーの際は弾道が変化する。
  10. 第29話での翔太郎の夢の中では、ガイアメモリも彼が見ていた時代劇に合わせて、木札に「疾風(しっぷう)」・「切札(きりふだ)」と書かれたものに変化した。また、それに合わせてか変身時に浮かび上がる顔面の影も歌舞伎隈取りの様に着色され、変身音もアレンジされている。
  11. ただし、劇中で明確に語られてはいない。
  12. 劇場版2作目『運命のガイアメモリ』における「仮面ライダージョーカー」のデザインをみると理由の推測が成り立つ。
  13. 『MOVIE大戦2010』では右腰のスロットに、『運命のガイアメモリ』ではトリガーマグナムにそれぞれソウルメモリを装填してのマキシマムドライブが使用されている。
  14. ちなみに「両足蹴り」は、主役ライダーの基本フォームのキックとしては珍しい。
  15. この時は他のマキシマムドライブと異なり、トリガーマグナムにソウルメモリであるサイクロンを装填して発動されている(制作側のミスの可能性もある)。
  16. 連続で弾く必要はなく、予めアクションの意思を決めておけば、間を空けて弾いてもOK。
  17. 他の必殺技は不明だが、この技は劇中で翔太郎が命名している。なお、公式サイトでは「レッグファング斬」と表記されている。
  18. この技はアクセルとも呼吸を合わせるために3人で技を呼称する。
  19. 翔太郎がその場で不在、あるいは瀕死や老化などで戦闘が困難な場合。
  20. 仮に二人が同じ場所にいる場合でも、このフォームとハーフチェンジを切り替えるには一度変身を解除するリスクを伴う
  21. 表面に描かれている「F」の頭文字は水色で、放出するエネルギーの色もこちらが用いられる。
  22. バンダイ公式ホームページではライブモードと表記。
  23. テレビ朝日公式サイトより
  24. エクストリームの綴りは本来「Extreme」だが、公式サイトでは「Xtreme」と表記。ただし、過去の特撮作品においても同様の省略がなされた例がある(『仮面ライダーアギト』のG3-X・『ウルトラマンガイア』のXIG等)。
  25. シールドをハードガンナーのキャノンで射出することで、W自身がシールド中心部分に乗って飛行する事も可能。
  26. 「プリズム(分光器)」の名を冠する通り、この状態での必殺技はメモリの4色も含め、七色に輝いているのが特徴である。
  27. 玩具でもマキシマムスロットに対応するが、その場合はソウルメモリの待機音、プリズムソードと同じ攻撃音が流れ、劇中での描写はこれとは異なる
  28. 過去に放送されていたクリアボディの特撮ヒーローシャンゼリオンのスーツよりもより軽量化された材質が採用されている。しかし下半身の内側の「アダプト」という透明樹脂は柔軟性に乏しく、スーツアクターが屈んだり足を拡げたりするのは不可能である(『ハイパーホビー』2010年5月号より)。
  29. ビースト・ドーパントの再生能力や、イエスタデイ・ドーパントの過去行動再現能力を無効化している。ただし、ジュエル・ドーパントへの攻撃が、弱点の一点以外にまったく通用しなかったことから、ドーパント固有の身体的特徴までは無効化出来ないようである。
  30. マキシマムドライブやクリスタルサーバーの存在はあるが、あくまでもW全体ではなくサイクロンジョーカーの上位フォームとなる
  31. イエスタデイ・ドーパントの場合のように、メモリブレイクも可能。また、斬撃のエネルギー波を遠方に飛ばすこともできる。
  32. 四本目のボディメモリによって技の内容が異なり、ジョーカーメモリでは光線を放ち、メタルメモリではバリア状のエネルギーをシールド前面に展開する。トリガーメモリは未使用。
  33. ちなみに、翔太郎とフィリップでは変身時のポーズが異なる。
  34. これまでの変身ベルトと異なり、ベルト本体ではなくメモリの組み合わせで変身音やフォルムが変化するため、玩具によるネタバレが防止される効果が表れている。また、玩具オリジナルのメモリや組み合わせ、敵味方問わずほぼ全てのシリーズ商品の連動等により、過去のシリーズ商品以上にコレクション性を意識した展開が行われた。
  35. これは原作版仮面ライダーの改造手術跡のオマージュとなっている。翔太郎が本郷猛、フィリップが一文字隼人の改造手術跡とよく似た影が現れる。テンプレート:要出典
  36. ただし、本編中でも翔太郎ではなく竜をボディサイドとして変身させる案が何度も登場している(実際に使用されたことはない)。
  37. 内、プリズムメモリは変身後の武器専用となる。
  38. フロッグメモリは他のギジメモリと外見が異なり、音声を録音する際に使うスイッチが存在する。
  39. この設計図の一部は、テレビ朝日公式サイトにて実際に記載されている。
  40. デンデンメモリは他のギジメモリと外見が異なり、ライブモード(カタツムリ)の意匠の一部分となる形状になっている。
  41. テレビ朝日公式サイトより
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